日々の牧場

2025年 田植え終わりました!

森永牧場では、毎年6月の上旬に田植えを行います。
5月頃より田植えの準備として牧草刈りを行い、刈り取りした所に堆肥を降ります。
堆肥を入れることで有機肥料として田んぼの環境を良くしてくれます。
その後にトラクターで耕し田んぼ周りを整備し水を入れて行きます。

今年は天気が不安定だったこともあり、予定していた日をずらしで6月11日に田植えを行いました。梅雨の期間中ではありましたが、曇りで過ごしやすく田植え日和となりました。
前日の大雨で横の川から流れてきたナマズを田んぼで見つけたりと、ちょっとしたハプニングもありました。

私たちが作っているお米の品種は「ひのひかり」というもので、あっさりとした食感でおかずに合い、冷めても美味しいことからお弁当やおにぎりにも良いとの事です。
森永家で昔からずっと食べているお米で、高温障害に弱い品種とも言われており、周りの農家さんは品種改良をしたお米を作る中、私たちはこの味が好きなこともあり50年近く作り、今後も続けて行きたいと思っています。

収穫したお米を米粉にしてグルテンフリーのお菓子をバウムクーヘン専門店akaneiroが作って販売しています。
日本人のお米離れをどうにかしたいという想いで始め、2018年のオープン以来、沢山のお客さまに支えられ10周年に向けてみんなで頑張っています。


今後、お菓子作りに使っている米粉を森永牧場の牛にも食べさせてみるという取り組みを計画しているので、今年のお米作りは例年にも増して力が入っています。
これからの取り組みも楽しみにしていて下さい。