一口で虜にしてしまう、
忘れられない味には、
39ヶ月を捧げた日々が、
そっと息づいている。
「いただきます」
その言葉の奥に、ひとつの命と、
それを育んだ時間があります。
母牛は、新しいいのちを
10ヶ月間大切に胎内で育み、
私たちはその小さな鼓動に
毎日心を寄せています。
産まれてからの29ヶ月、
牛たち一頭一頭と向き合い、
寄り添いながら、
時間をともに過ごしていきます。
牛たちは、39ヶ月という生涯を通して、
私たちに、
いのちの尊さを教えてくれる、
かけがえのない存在。
いのちを敬い、感謝の心をもって、
いのちをいただく。
食卓には、いのちをつなぐ味があるのです。
